フラグシップモデルでは当たり前になってきディスプレイ内指紋センサーですがXiaomiによると今後ミドルレンジ以下の端末にもディスプレイ内の指紋センサーを搭載するようです。
最近のフラグシップの端末では薄くコントラスト比高いOLEDを採用しておりディスプレイ内に指紋センサーを埋め込むのも容易なためディスプレイ内指紋認証が採用さてきました。
とはいえミドルレンジ以下ではコストの制限が厳しく高価なOLEDは採用できずLCDを採用していますのでバックライトが必要なLCDでは透過できず現在の指紋センサーではディスプレイ内に指紋センサーを埋め込むことができませんでした。
しかし勢いのある中華勢のFortsense社がLCDのバックライトシステムに改良を加えLCD採用においても指紋センサーを利用できる技術を開発したようです。
そしてXiaomiによるとディスプレイ内指紋センサーはすべてのスマートフォンで標準機能になる可能性があると語っています。
また、Fortsense社技術を使った最初のスマートフォンは2,000元未満(約33,000円)になると語っておりコスパに定評Xiaomiの言葉だけに非常に信頼性が高いですね。
そしてFortsense社によると認証のアルゴリズムには最新のディープラーニングニューラルネットワークアルゴリズム最適にすることにより指紋認識率は一般的な静電容量方式の指紋センサーに匹敵し、さらに進化の途中というから驚きです。
近年ではこのような新しい技術が日本以外から出てくることが多く少し残念な気持ちもありますがなんとか日本勢（スマートフォンでは実質SONYだけだが…）にもハード、ソフト共に新しい物を提供して欲しいですね。
