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タブレットではAndroidとChrome OSどちらが主流になるのか、それとも統合か!

ここ3~4年のタブレット市場は2016年に発売されたAppleのiPad proを除きAndroid系のタブレットではハエインド端末がほぼ廃れてしまい悲しいことに殆ど発売されなくなってしまいました。

特に2015年のSnapdragon 810世代のタブレットは軒並みローからミドルレンジを搭載したモデルばかりでQualcommのSnapdragon 800シリーズが採用されることがなくなってしまっているのが残念なことに現状なんですよねー。

こちら[Huawei MediaPad M5 Proに続き10.7インチタブレットを販売することが決定!?]の記事でも軽く触れていますが、Androidタブレットならではのメリットや出来ることなどメーカーやGoogleからハッとするようなコンセプトの商品がなく単なる大きいスマートフォンになってしまったことが大きな要因となっていると考えられます。

というのも僕もタブレットは使っていた事はあるのですが、ディスプレイが大きいだけでできることあるいは実際にしていることなどスマートフォンと殆ど変わらず大きい分だけスマートフォンに比べると手軽さにかけており次第に使わなくなっていきました。

唯一スマートフォンより便利だと思ったことが人に対して資料などを見せる時ぐらいなもんで使用頻度を考えると高額になるハイエンドのタブレットが市場からなくなるのはしょーがないかなーって感じです。

でもよく考えてみるとiPadのようにAdobeと共にペンをつけプロ向けの利用を促すようなことや12インチのクラスのタブレットではキーボードをつけてクラムシェル的な使い方のハイエンドタブレットがあれば購入一定数の重要はあるのではと思っています。

ってとこまで考えると2016年頃にAndroidとChrome OSがAndromedaとなり統合されるような噂が流れましたが全くのデマじゃなかったのかなと!

なんせタブレット+キーボードの使い方で最も不満なのがUIでマウス操作に最適化されてないからどー考えても不便な部分がでてしまいます。
なんでハイエンド向けかはわかりませんが実際の統合の検討はあったと思います。

この+キーボードの使い方はAndroid同様iPadもクラムシェル型のPCには劣る部分なのでUI/UXの抜本的な見直しやアプリの対応がない限り市場にハイエンドタブレットが復活するのは難しいかもしれません。

そんな今のタブレット市場を考えたうえで今後タブレット市場はどーなるのか考察していきたいと思います。

Pixel Slateの発売は一つの転機!

Googleが2018年10月10日に発表した[Pixel Slate]久しぶりにきたAndroidのハイエンドタブレットかと思いきや搭載されたOSは同じくGoogleのOSでなんと[Chrome OS]

[Pixel Slate]で[Chrome OS]が搭載された背景にはハイエンドの性能が必要な用途は、クラムシェル的な使い方がなければ必要ないとの判断でしょう!

この[Pixel Slate]はGoogleが2015年に発売した[Pixel C]以来のタブレットで[Pixel C]の時もタブレットでの操作を売りにしていましたが、Androidでの使い勝手が悪く非常に売れ行きも評判も悪かったんです。

そこに2018年に持ってきたのが[Pixel Slate]で[Chrome OS]はもともとクラムシェルやデスクトップでの利用に最適化されたUI/UX設定ですのでキーボードやマウスでの利用は問題ありません、肝心のタブレットでのタッチ操作もタッチ操作用のUIが用意されAndroidアプリやChromeアプリがキーボードとの接続解除と同時に使いやすいモードに切り替わるため非常に洗練されています。

これみた時思いましたね!Googleはハイエンドタブレットは[Chrome OS]で行く気だと!
しかもこのクオリティまで仕上げられるとAndroidの出番は必要ないなと!

ということでハイエンドのタブレットは今後[Chrome OS]を採用したタブレットが急激に広がることはないですが、Google以外のメーカーからの発売が増えれば徐々に市場規模も拡大してくるのでは思います。

ということで個人的にはAndroidでのハイエンドスマホは今後も殆ど出てくるないと考えてます。

10インチ未満のタブレットについて

今後はミドルレンジとハイエンドなどのスペックによる差でOSが分けられるというよりはディスプレイサイズによる差で[Chrome OS]とAndroidが分けられて行くように思います。

特に10インチを超えるサイズのディスプレイを備えるタブレットではそこそこ重量もあるためクラムシェルよりの使い方をしない限りそこまでのサイズの必要性が感じられないんですよねー。

逆に10インチ以下のサイズのタブレットではクラムシェルよりの使い方はディスプレイサイズ的に非常に使いづらいため大きい画面でみたいなどの需要を取り入れたビュワー的な使い方が中心になると考えられるためAndroidでミドルレンジ以下のスペックの端末が中心となって行く気がしますね。

AndroidとChrome OSの統合の可能性と「Fuchsia」の存在

2016年頃にAndroidとChrome OSがAndromedaとして統合と噂は流れましが結局は統合されずそれぞれが別のコンセプトのOSとして現在生き残っています。

しかし2017年頃から度々浮かび上がるGoogleの[Fuchsia]、IoT向けのOSと言われることもあれば5年後を目処にAndroidとChrome OSを統合するOSなど様々な噂が飛び交っています。

その中でも個人的に気になるのがAndroidとChrome OSが各々タッチ操作とマウス操作を前提として作られており音声コマンドを設計から入れ込んだOSが[Fuchsia]という噂上手く取り込むことができればマウス→タッチに続き新たな操作手段が増えることになり非常に楽しみな要素ではあります。

また、[Fuchsia]のデモページのリンクを貼っておくので興味があれば試してみるのも有りかも笑

[Fuchsia]

それでは最後に今後のタブレット市場の予想!!

いきなり個人的な結論!

今後の予想

10インチ以上ハイエンドタブレット: iPad Pro+Chrome OSタブレット
10インチ以上ミドルレンジタブレット:iPad+Chrome OSタブレット
10インチ以下全て:iPad+Android

やはりUI/UXの最適化を考えるとクラムシェルのOSはChrome OSが一つの最適解なだと思います。

ただChrome OSでのAndroidアプリの利用にはまだ最適化が進んでいないアプリが多い面はあります。
しかしChrome OS採用のタブレットの数やユーザー数が増えれば最適化してくる可能性も高いので、まだまだ少ないChrome OSを搭載したタブレットが色んなメーカー出るのが待ち遠しい笑

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