Xiaomiは現在MiシリーズではSnapdragon 855などのSnapdragonシリーズで最も高性能な800シリーズをフラグシップ端末やハイエンドシリーズで搭載しています。
逆にRedmiについては最も性能が高いRedmi Note 7 ProにおいてもミドルレンジのSnapdragon 675が搭載されるなどMiシリーズとRedmiシリーズでコンセプトを明確に分けています。
ところがこちらの記事でも[Xiaomi ブランド構築のために販売価格の上昇を検討か!?]書いた通りXiaomiはMiシリーズをコスパの高いハイエンドからApple Samsungのようなブランド化を狙い販売価格の高騰を考えています。
そんなわけでRedmiシリーズのハイエンド端末の可能性を探っていきます。
Contents
Xiaomi Redmiシリーズのハイエンド端末発売の理由①
1つ目の理由としてハイエンドかつコスパの高い機種がなくなってしまう可能性があるからです。
Redmiシリーズは今までコスパは高くてもコスト重視のブランドだったため廉価機種が多く端末の質感などもMiシリーズに比べると低いままでしたが、2019年1月このRedmiシリーズが独自ブランド扱いとなっためMiシリーズの今後高騰していくことを考えるとハイエンド端末でありながらコスパの高いモデルがXiaomiからなくなるためハイエンドモデル発売の可能性が考えられます。
Xiaomi Redmiシリーズのハイエンド端末発売の理由②
2つ目の理由としては端末デザインの変化です。
今まではどちらかというとプラスチックやフルアルミボディーなどデザインのトレンドどワンクッション遅れていたりMiシリーズに比べると質感やデザイン性で劣る傾向がありました。
ところが冒頭でも書いたようにRedmi Note 7シリーズやRedmi 7では背面もガラスに変更されたのを筆頭にデザイン面でも今まで以上に力が入っているのがわかります。
そのため、SoCにSnapdragon 800シリーズを搭載したハイエンド端末と言われても違和感がないほどにデザインが進化し今までRedmiシリーズでは採用されなかったUSB-Cが搭載されるなど着実にハイエンドよりの作りになってきている事実によりRedmiでのハイエンド端末発売のまで近づいていると思われます。
Xiaomi Redmiシリーズのハイエンド端末発売の理由③
3つ目の理由はHuaweiが生み出したブランドHonorの存在です。
Honorは日本でもHonor 8など数機種発売されているのでご存知のかたも多いかと思います。
元々このHonorシリーズはコスパの高いXiaomiのMiシリーズの対抗ブランドとして生み出された経緯があるためHonorはXiaomiほどではありませんがHuaweiのフラグシップと同様のSoCを搭載した機種を2/3以下の価格で発売するので非常にコスパが高いです。
また、このブランドは成功しておりHuaweiのPシリーズやMateシリーズのブランド化で空いた穴を綺麗に埋めることができました。
つまりXiaomiは逆にMiシリーズをPシリーズやMateシリーズに対抗するようなブランドに仕立てRedmiシリーズをHonorに当てる戦略だと最近の①と②流れから読み取ることができます。
Xiaomi Redmiシリーズのハイエンド端末発売時期予想
上記で説明してきた3つの理由からXiaomiのRedmiシリーズのハイエンド端末発売時期を予想してみます。
通常、AndroidのハイエンドはSnapdragon800シリーズの新SoCが搭載される年の前半に出るのですが来年のMi10(仮)に同日発表などはインパクトも弱くなるため同時期にMiシリーズとRedmiシリーズのハイエンド端末が出るとは考えにくいです。
となると、AppleのiPhoneやPixelなどが発売される年の後半に発売されると予想します。
とはいえ難しいのが2019年なのか2020年なのかいう部分ですが中華企業の開発スピードや切り替えのスピードは尋常ではないので2019年末までに発売されると期待を込めて考えてます。