SuggesetPhoneからSnapdragon 735がリークされました。
Snapdragon 735ということで先日発表されたSnapdragon 730や730Gなどの7シリーズの上位版で7nmLPPで製造されるとのこと。
ということでTSMCでの製造かと思ったのですがSamsungのEUVベースの7nmプロセスで製造の可能性が考えられるようです。
最近のQualcommはTSMCもSamsungも使いつつSoCをガンガン発表して勢いを感じますね。
ってことでどんなリーク情報かみていきます!
Snapdragon 735のCPUやの構成は?

CPUコアは1 Kryo 4xx 2.9Ghz + 1 Kryo 4xx 2.4Ghz + 6 Kryo 4xx 1.8GhzとなっておりフラグシップのSnapdragon 855と同等かと思われます。
GPUにはAdreno620と855と730の間ぐらいの性能でしょうか。
ストレージに関してはUFS 2.1とeMMC 5.1に対応しておりフラグシップSoCがUFS 3.0まで対応してることを考えるとしっかり差別化してきています。
特筆すべきはAI用の機械学習用のコアNPU 220が搭載されています。
これはフラグシップ機での搭載されていないQualcommの新たなSoC設計になりますね
Snapdragon 735は5G対応?
Snapdragon 855ですら5Gモデムは統合されていませんでしたが、Snapdragon 735は最初から5Gモデムを統合した初のSoCとなるそうです。
発表自体は2019年第4四半期を予定しているので搭載される端末が発売されるのは2020年の前半が予定されているので実際僕たちが触れるのは1年後になりそうです。
Snapdragon 735のリーク情報まとめ
端末としては約1年後の発売を予定しているとはいえSnapdragon 855と同等のCPUコアや新たなAI用のNPU 220などミドルハイとは思えないぐらいの詰め込みっぷりとなったSoCとなっています。
Appleとの訴訟合戦でも完全勝利したQualcommですが一説では60億ドル(約6700億円)もの和解金とさらに2年間の延長のオプションを加えた6年間のライセンス契約を結んでおり5Gモデムの技術力で勢いにのっています。
現時点のQualcommに足りない部分があるとすればCPUのシングル性能ぐらいでミドルレンジからハイエンドまでのSoCでは独壇場の強さになってきているのでMediaTekやSamsungなどの追随も楽しみです。