先日、中国OnePlusから発表されたOnePlus 7とOnePlus 7 Pro。
OnePlus 7 Proには通常60Hzが採用されるディスプレイに90Hzのリフレシュレートを採用したことでバッテリー与える影響が注目されています。
ANDROID AUTHORITYの実験によると90HzでWebブラウジングをすると大幅に利用時間が減ることわかりました。
リフレッシュレートがわからない場合はこちらをみて頂けると幸いです。

リフレッシュレート90Hz駆動時のバッテリーの影響

バッテリーの寿命の差は、Full HD +の環境下で692分のWebWEBブラウジングが可能だったのに対し90Hz駆動時は498分と192分と3時間以上の差が出ています。
30%近くバッテリー寿命が減っているので毎日バッテリーの余裕がある人以外では実利用ではクリティカルな問題になりそうです。
リフレッシュレートが高いと体感で違いがでるのか?
90Hz以上の駆動であれば殆どの人が体感的に違いを感じることができます。
そもそもスマホで60Hz以上の高リフレッシュレートの端末が出るのは初めてということはなく2016年にはSHARPがAQUOS Xx2 miniで120Hz駆動の端末を出していたりゲーミングスマホで有名なRazerPhoneも120Hzで駆動できます。
僕の場合はSHARPのAQUOS R2(100Hz)を短時間ですが触る機会があったのですが指への追随性やフォントのブレなさなど60Hzより明らかに使って気持ちが良かったのが印象的です。
なので一度つかい初めてしまうとバッテリーの減りが早くなっても利用してしまう人も増えるでしょう。
リフレッシュレートが簡単にあげられない理由
体感的にも分かりやすく使用感をあげられるにも関わらずリフレッシュレートを簡単にあげられない理由は結果が示している通りバッテリーへの影響の大きさからです。
リフレッシュレートの変動やそもそもの消費電力の低減など様々な技術などを利用しても現時点ではバッテリーへの影響が大きすぎると判断でしょう。
リフレッシュレートまとめ
今後スマホのリフレッシュレートは100Hz駆動前後まであがって行く可能性は非常に高いですがバッテリーの開発や駆動をあげることによる処理負担の軽減技術が新たに出てこない限りは一部の端末だけの採用になるのではないでしょうか。