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docomoの新料金プラン楽天スーパーホーダイ風な「ギガホ」と「ギガライト」を発表!6/1から

docomoの新料金プラン楽天スーパーホーダイ風な「ギガホ」と「ギガライト」を発表!

docomoの新料金プラン楽天スーパーホーダイ風な「ギガホ」と「ギガライト」を発表!

昨年から予告されていたdocomoの新プラン、遂に発表されました。

今回のプランでは端末購入時の割引[月々サポート]がなくなるかわりに料金を下げるとのことで若干の期待はありましたが、想定内の発表となりました。

結論からいうと「ギガホ」が6,980円、「ギガライト」が2,980~5,980円と平凡な金額で個人的には大きなインパクトは感じませんでた。

ただ「ギガホ」の30GBのデータ容量を超えても最大1Mbpsで通信可能な点は楽天感があり実利用の面でも不利益が少ないので非常に好感がもてました。

また、新料金プラン発表と同時にFOMAやXiのプラン、docomo withや月々サポートなどの端末割引なども2019/5/31を持って新規受付を終了することになりました。

ここに関しては新プラン以降端末の割引がどのようになっていくのか不透明なのですが端末の割引が入らないとすれば2019/5/31までに新規契約や機種変更をした方がお得になるケースも出てくるかも知れません。

購入サポートを利用した一括0円とかもまだありますしね。

それでは料金についてみていきましょう。

docomoの新料金プラン:「ギガホ」について

「ギガホ」は月々6,980円で通話と30GBまでの高速通信が可能なプランで大きなポイントは楽天のスーパーホーダイのように30GBを超えた通信で最大1Mbpsの通信速度で利用可能な点です。

docomoの通信ですかお昼時での楽天とは違い1Mbps近い速度はでる可能性が高いですのでSoftBankのウルトラギガモンスター+に対して良い対抗馬になりそうですが割引をフルで活用した場合金額差はほとんどなくなるので利用状況によりけりとなりますね。

「ギガホ」の通話定額に関しては5分通話無料オプションが700円/月とかけ放題オプションが1700円/月となっておりここでも想定内の金額で料金的に安くなったという感じがしません。

非常に残念ですね、、、

docomoの新料金プラン:「ギガライト」について

「ギガライト」はauのピタットプラン風の料金プランで0~7GBまでの通信料金を2,980~5,980円の4段階をデータ利用量にあわせて引き上げていく料金プランとなります。

具体的には下記のようになります。

「ギガライト」

ステップ1(~1GB):2980円
ステップ2(~3GB):3980円
ステップ3(~5GB):4980円
ステップ4(~7GB):5980円

 

「ギガライト」についてはY!mobileやUQモバイルと比べると明らかに高い印象ですね。
auと比べても特別競争力あるプランには感じないため肩透かし感があります。

その他に7GBを超えたさいの通信速度は「ギガホ」と違い従来どおり最大128kbpsとなっているおり残念感しかないプランといった印象です。

また、通話定額に関しては「ギガホ」同様5分通話無料オプションが700円/月とかけ放題オプションが1700円/月となっています。

docomoの新料金プラン:データプラス(データ端末用追加プラン)

データSIM用のプランも追加されこちらに関しては+1,000円で紐づけた回線とデータ通信量を共有することが可能です。

MVNOなどと比べるのは品質も違うので金額だけで直接比較するのは違うと思いますが500円で追加で利用できるぐらいではないとちょっと競争力的に微妙かなと。

ただ「ギガホ」に対して利用するのであれば通信量も多く1Mbpsで十分というユーザーには最適解の一つになる可能性はありますね。

docomoの新料金プランの割引とキャンペーン

「ギガホ」と「ギガライト」の料金プランとあわせて割引やキャンペーンも発表されたので紹介しておきます。

紹介の前に結論だけ言っておくと特別安くなるような割引やキャンペーンではなく一般的なものなので期待はしないようにw

みんなドコモ割

一般的な家族割ですね。
もちろん自分名義で2回線持っている場合でも適用され下記の回線契約以外の全ての契約が対象としてみなされるので少しだけ良心を感じました。

対象外の料金プラン
2in1
キッズケータイプラス
キッズケータイプラン

また、割引額については2回線までは1回線につき500円/月、3回線以上は1,000円/月の割引となっています。

この辺を上手く利用することで「ギガライト」がauピタットプランに対して優位性がでてきます。

ドコモ光セット割

これは当然ではありますがドコモ光とのセットでの割引が可能となっています。

割引金額を先に言いますと「ギガホ」の場合、1回線辺り1,000円/月の割引、「ギガライト」の場合[ステップ1]はだと割引なし、[ステップ2と3]500円/月の割引、[ステップ4]1,000円/月の割引となっています。

なんで「ギガライト」の[ステップ1]で割引つけないんだよと。
auピタットプランの場合スーパーカケホなら1GB未満の利用でもスマートバリューで割引入るってのに…
ここも割引対象にしてたらauピタットプランに明確に優位性も取れのに非常に残念。

はじめてスマホ割

これも他社でもよくある割引で、ガラケーからの乗り換えやMNPによる端末購入により6ヶ月間1,000/月の割引が適用される。

結構1年間割り引くことが多いので6ヶ月の割引だと元の料金プランが高めなだけに手放しで喜べない…

後述する「ギガホ割」に予算さかれた感じしかしないですね。

ギガホ割

ギガホ割は9/30までに「ギガホ」に加入することで6ヵ月間1,000/月の割引となるキャンペーンです。
前述した[はじめてスマホ割]と重複適用が可能でありその場合1年間1,000/月の割引となります。

docomoの新料金プラン:その他のプラン

その他にもケータイプラン[1,200円/月]やキッズケータイプラン[500円/月]も発表されましたがGadget Hack的には利用することはないと思うので割愛します。

docomoの新料金プランのまとめ

昨年からの前フリでは4割の値下げと煽られていましたし少しだけ期待してる部分もありましたが正直僕も含め多くの人の想定内の発表だったのではないでしょうか。

料金的には割引をフルで使えば通信品質を考えると有りかという感じなのですが条件が多いですね。

以前に比べれば安くするためにハードルは下がっていますが多くのMVNOに比べ割引による値下げ幅が大きいし条件も多いので少々がっかりです。

その他にも2年縛りは当然残っていますし下限の料金を下げないところ考えるとお年寄りや詳しくない人から養分として利益をあげようとする感じがしてしまいます。

また、端末の割引についても月々サポートや購入サポートも受付停止になったので今後端末に対する割引がどの程度残るのか、または全く残らないのかで実質的な料金の負担が変わってくると思います。

せっかく世界最高レベルのインフラを持っているのですからもっと公平でかつシンプルな料金プランを提供して欲しいですね。