Mobile

携帯電話の料金値下げを議論する有識者会議メンバーがNTTドコモやKDDIから総額4,330万円の個人宛寄付を受け取る

共同通信によると本日2/4、携帯電話の料金値下げを議論する有識者会議メンバーのうち少なくても8人が、NTTドコモやKDDIから総額4,330万円の寄付金をもらっていたと報道しました。

どのように受け取っていたのか?

受け取った有識者会議メンバーはいずれも国立大学の研究者で大学を通じて個人宛の寄付金を受け取ったようです。

共同通信の報道だけでは寄付金を受け取ったメンバーや各々の金額などは不明ながら共同通信によると寄付金を受け取った2名のメンバーは自主的に公表していたと伝えています。

有識者会議のメンバーが受け取っても良いのか?

今回の寄付金そのものには違法性はないものの料金値下げやキャリアやMVNOに対し公平に議論しなければいけない選ばれた人が議論の対象であるNTTドコモやKDDIから寄付金をもらっていたら印象として公平性にかけ、仮に公平であっても公平性に疑問が残ってしまうことも考えられます。

このような微妙な立ち位置のキャリアと有識者側で寄付金とはいえ金銭のやり取りがあっては、有識者会議そのものが懐疑的な目で見られ寄付金などをもらってないメンバーまで迷惑することは勿論、寄付金が判断に何かしらの影響をもたらせば利用者の利便性も損なう可能性も間接的にはあるのでこのようなことはしないでもらいですね。

特に受け取る側にもモラルが求められます。