現在最新のAndroidOSである[Android Pie]では[ピル]と呼ばれる楕円形のアイコンにジェスチャー機能を持たすことでタスクボタンを消し去りましたが、今度はバックボタンも消し去り[ピル]にジェスチャーとして取り込むようです。
XDAによるとこの[ピル]と呼ばれる楕円形のホームボタンに戻るジェスチャーを追加することでバックボタンの変わりをさせるとのこと。
具体的には前のページに戻りたい時に今まではバックボタンを押すだけでしたが[Android Pie]ではホームボタンである[ピル]を左にスライドさせることでバック機能を持たせます。
全体の動作としてはホームボタンを右にスライドでタスクの切り替え、左にスライドで戻るというように現在より感覚的にはまとまっているように感じます。
Android Qのバックボタンレスの動き
スムーズに動いていますしUI/UXのまとまりとしてはバックボタンを置いておくよりなれてしまうとわかりやすく良いですね。
とはいえAndoroidのバックボタンの歴史は長く、受け入れられない人も多い気がしてしまいます。
その辺を考慮してかAndroid Pieではバックボタンを残したのではないかと。
このジェスチャーみるとバックボタンがUI/UX的にはどう考えても異質ですからね。
ただバックボタンを連打みたいな使い方はできなくなる点が場合によっては不便になりそうです。
Android Qのタスク切り替えアニメーションの変化
なんかiPhoneに近くなってる気がしますね。
Android Pieのタスク切り替えではこんな感じでもっと立体感のある動きをしていたのでこの変化はより滑らかに切り替えができていて歓迎できますね。
Android Qのホームボタン操作まとめ
[ピル]をタップ:ホーム画面
[ピル]をロングタップ:Googleアシスタントを起動
[ピル]を短くスワイプアップ:アプリ履歴一覧
[ピル]を長くスワイプアップ:アプリ一覧
[ピル]を長く右にスライド:タスク切り替えスクロール
[ピル]を短く右にスライド:1個前のアプリに移動
[ピル]を左にスライド:戻る
うん。[ピル]を起点にめっちゃまとまってますね。
Android Qについて
GoogleはUI/UXのチグハグ感をなくし、より統一感があり洗練されたUI/UXにしようという意思を感じます。
個人的にはアニメーションの動きがAndroid Pieより無駄なく自然に動いているので違和感なく受け入れられそうです。
正直Android Pieのタスク切り替えのアニメーションは動きが立体的すぎてちょっと違和感ありましたからね。
心配なのは現在のAndroidユーザーがどれだけ受け入れらるかという点。
とはいえAndroidの欠点でもあるメーカーによるカスタマイズで受け皿もできそうなので徐々にこのジェスチャーに以降していく感じはしますね。
その他にもAndroid Qではシステム全体のダークモードの導入やデスクトップモード(スマートフォンをディスプレイに繋ぎPCの用に使う機能)が噂されており、例年通りであれば5/7のGoogle I/Oで発表されるはずですのであと2ヶ月ちょっと待ちましょう!