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Google Alloが終了…取りあえずはハングアウトへ

2018年12月のGoogle Allo廃止の発表から3ヶ月、とうとう3/13を持ってGoogle Alloの提供が終了しました。

僕は日本では珍しく発表当初から親しい友人を巻き込みAlloを利用していました。
Alloで特に便利だったのが会話の流れのままGoogle Assistantを使い実質的に検索が行える機能です。

他にはLINEと違いチャット機能に特化しているのでシンプルで優れたUIをもっていました。
そして2017年8月にはウェブ版が追加され更に利便性がましたのですが、利用者が少ないためかあっさり終了…

取り合えすはハングアウトに移行しているのですがUIやGoogle Assistantの機能がないので使用感は十分とはいえない状況です。

とはいえハングアウトには大きな利点がありAlloやLINEなどの電話番号に紐づき利用するのではなくGoogleのアカウントで利用できる点です。
複数のデバイスを利用しない場合はそれほど利点にはなりませんが、複数のデバイスを使う場合全てのデバイスで受信も送信も同期されれるためその点は利便性が増しましたね。

今後Googleはメッセージ、Duo、ハングアウトChat、ハングアウトMeetに力を入れて行くようです。

ということはハングアウトもそのうち終了かも知れませんね…

ハングアウトChatは現状G Suite向けなのとドメイン外のユーザーとのチャットなどが開放されてないので使い物になりません。

また、GoogleによればメッセージアプリにAlloの機能を統合していくそうです。
なのでメッセージをメインに利用していきたいので大きな問題があります。

そもそもメッセージはAndroidでSMSやMMSで利用されてるアプリでアメリカではGoogle FiでRCSをサポートして利用できるんです。
感の良い人ならもう気づいたかも知れませんが、立ちはだかるのはキャリアの壁。

実は日本でもRCSは[+メッセージ]として3キャリアから提供されていて、簡単にいうと電話番号がわかればLINEなどと同様にチャットやスタンプ、写真、動画などを送受信できるというサービス。

おまけにパケット通信で行うためSMSのように送信3円などの料金もかからず利用できる優れたサービスなのですが[+メッセージ]とう微妙なアプリでしか利用できない縛りが存在します。

ということはプラスメッセージはRCSではありつつもAndroidのRCS標準クライアントであるメッセージが使えないという残念仕様。

こうなるとどんなにメッセージが優れたアプリになろうとキャリアがサードパーティオー製のRCSアプリを開放してくれない限りSMSやMMSしか利用できないアプリとなってしまうわけです。

3大キャリアには一刻も早くプラスメッセージのサードパーティー製クライアントを開放して欲しいものです。