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2019年はスマートウォッチの競争が激化!!日本ではモバイル決済が鍵になりそう

2019年はスマートウォッチの競争が激化!!日本ではモバイル決済が鍵になりそう

Counterpoint Researchの調査で世界のスマートウォッチ市場が前年同期比で48%成長したと発表されました。

遂にスマートウォッチが売れだしたかって感じですが、スマートウォッチは2010年台から少しずつではじめ2014年のAndroid Wear[Wear OS by Google]の発表やMoto 360発売、そして2015年4月に発売されたApple Watchの登場で一気に認知度があがりましたね。

一時はスマートフォンのように爆発的に売れるかと思われていましたが期待には及ばず一部の人が購入するだけに留まってしまいましたね。

一時期市場での期待感はスマートフォンのように爆発的に売れるかと思われていて、スマートウォッチに限らずウェアラブル全体で異常に高かったこともありVCを含み多額の投資が2014年以前にはバブルのように行われましたが2015年以降大きく失速しました。

理由は大きくあると思うのですがスマートフォンと同様にターゲットユーザーを広げすぎたこととエクスペリエンスの問題でバッテリー容量的に1日の利用が厳しかったり一般的な時計ではなかった毎日の充電が負担になっていることが考えられます。

そんなわけで遂にスマートウォッチが伸び始めたとのことでシェアをみていきましょう。

2019年スマートウォッチの第1四半期のシェア

2019年スマートウォッチの第1四半期のシェア

Apple圧倒的ですね。
2位のSamsungの3倍以上のシェアです。

なぜAppleがここまで高いシェアを維持できるのか考えるとブランドはもとよりApple Watchシリーズ4で搭載されたECG機能[心電図を測定できる機能]やApple PayなどのNFC搭載など早い段階で新しい機能を追加して来ているのも大きいでしょうね。

※日本ではECG機能は使えません。

しかし今後スマートフォンのように市場が成長していくとすればスマートフォン市場と同様シェアはある程度さがっていくでしょう。

日本においての鍵はモバイル決済

日本においての鍵はモバイル決済

日本でスマートウォッチが今以上に売れていくにはおサイフケータイの対応が必須になってくると思います。

現状おサイフケータイに対応したスマートウォッチが1台もなくそうなると当然Google Pay対応のスマートウォッチもありません。

一部SONYのwena wristなどはNFCには対応していますが、Suicaは使えずあと一歩足りない状況です。

現実的にスマートウォッチに求める機能ってスマートフォンで出来ることの全てではなくスマートフォンでできないことやスマートフォンより利用しやすい機能が重要だと思うので時計をかざすだけ決済できるNFCなどのおサイフケータイ機能は必須でしょう。

今の時点だとApple Watchのみ健康面と決済の面の両方の機能を満たしておりApple Watch以外がこのまま対応しない状況だとシェアもAppleが高いままで市場も拡大していかないでしょう。

2019年のスマートウォッチまとめ

2019年は世界規模で競争が激化しそうでわくわく感があるのですが国内に目を向けてみるとおサイフケータイ対応のスマートウォッチの噂も聞かないしそうなるとGoogle Payはもっと先になりそうだし国内に限ればそれほど変化のない年になりそうです。